臨みは哀しくて綺麗な世界を描く事。05年度H/Sをどうぞお楽しみ下さい。


H/Sshop
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | Page top↑
【黒いBass、青いGuitar】
 日々の睡眠不足が募り、うさぎを抱いていたら眠っていたようだ。
おかげで定期診察に行き損ねた。短い自己嫌悪。
一時の落ち込みに深い呼吸をする。
よし、大丈夫。次、そう、いつだって次がある。これからさ。
今日は病院に行った後、弟と大阪市へ行く約束をしていた。
病院は行かなかったけれども、弟との約束は果たしてきた。
目的は某ギターショップ。

 初めてギターを手にしてからずっと、お世話になっていた小さなギターショップが数年前に潰れてしまった。
隣町にあり質も良く、店員さんも専門の方々だったので、弦を買うだけにも其の店に通ったものだ。
潰れてから、地元のYAMAHAで弦を買っていた。他の器具は以来購入していない。
 我が家の三人姉妹弟は、自慢出来るほど仲が良いと想う。
血筋と云うより友人や親友のような仲だ。
性格が全く違うだけに、愉しい我が家だ。そりゃあ、荒れた時期もあったが、今は今、仲が良い。
弟は長女、華の影響で最近ギターを始めた。
アルバイトの初給料でエレアコを、次の月にはエレキを購入した。
弟が真剣にギターを始めて未だ三ヵ月やそこらだろうか。
立派に姉を超えて、上手になってくれた。

 元々華は耳が良い。
目は悪いのだが、眼鏡は滅多にしないし、コンタクトもしていない。
少しぼやけた世界に慣れてしまっている。
但し、耳と鼻が利くのだ。まるで犬だ。
昔から音楽はピアノなりなんなりで好いていた。
きっと少し変わっているのは、ベース音が先頭に聴こえてくる此の耳。
時にギターの音が聴き取れなくなる。
バンド音楽で、ベースの音が好きだ。一番と云って良いほどに。
音楽の専門的な知識こそ無いが、気に入った曲の「此の部分のベースがすごい!」「よくこんな音階を作れるなあ」・・・なんて騒ぎ立てる。
 弟がベースを買うと云いだした。
楽器を何らか始めると、ボーカルよりバック演奏がよく聴こえてくるようになる。
弟もそうなった、と云う。
そして、「お姉ちゃんがベースが欲しいって云ってたし」 と、自分がベースをすると云い出したのだ。
本人もベース音に夢中になり出していた。

 ベースを求めて梅田駅へ。
ヴィジュアル系バンドのヴォーカルをやっている親友が勧めてくれた店だ。
因みに其の友人、彼の唄は凄い。彼は大物になる、なってもらわねば困る。奴は絶対お茶の間に現れる日が来ると、華は絶賛している。
唄い手親友のおかげで、とても良い店を見つけた。
店頭にはDir en greyなりのポラや、サインTシャツが飾ってあり、先ず騒ぎ立てたものだ。
 「是買う!」 「いや、それは無理やから(苦笑)」
 弟の楽器コレクションは黒で統一。長く悩んで決めた格好の良いベース。
持ってみる、此の重さが染みて感激してしまう。
店員さんが、「代えの弦おまけにつけとくなー」 こうゆう小さな専門店ならではの嬉しいサーヴィス。

 「ねぇねぇ、是もおまけにしてよ!」

 華が差し出したのは、店で一番安い紫色のクロス。

 「って、其れは姉ちゃんのやろ?」
 「弟も一緒に使うねん!それにな、コノコ(弟)は16歳で頑張ってアルバイトして音楽をやろうとギターやベースを実費で買ってるんやで!いいこやろう!?」
 「(笑) よっしゃ!是もつけたるわ!」
 「いやんっお兄ちゃん大好き!」

 弟がボソッと呟く。

 「此のヒト連れてきて良かったわ」

 寧ろ私が弟を連れてきたのだぞ?
なんだか愉しいな。
こんな騒がしい自分が嫌いになれない。
"自分を好きになる" ってのは、こんな感じで良いんだって想う。

 もうひとつおまけにピックを3つ選んでいいと云う。
ピック選びに三十分はかけて、ようやく弟がベースを手にした。
華はレモンオイルにポリッシュ、ストラップを購入。
クロスは華専用だが、口からでまかせで無料GET。弦はいつものマーチンが売り切れていた。

 帰ってから早速、弟はベースのテキスト本と対峙しながら耳障りの良い音を鳴らしていた。
暫く華は相棒ギターを手にし、弟はベースと簡単な音合わせ。


 「お姉ちゃんと音楽できるなあ!楽しみやぁ」


 お姉ちゃんはね、もう其の一言で幸せいっぱいだよ。






 そして妹は未だ帰ってきていない。




 久々の日記らしい日記。
うん、やっぱ恥ずかしい。読者サービス?うほw
結局はあれだ。

 趣味があるって事ひとつが幸運で幸福。
何処かで聞いた事がある。

 「親を愛せずに、他人を真に愛せるはずはない」

 家族。どんな家庭であれ、大いに影響を与え合う。
家庭が荒んでいるなら、他の力を借りてででも取り返したい。
我が家も厳しい時期があったが、個性豊かな小さな家は今、戦争を乗り越えて此処にある。
それにしても、近すぎる家族って存在は矢張り難しいモノだ。
そして覚えていよう。

 「持つ人より、持たない人のほうが、其の物の大切さを知っている」

 持つ人は守り、愛し、そして与えよう。
世の中はそんなに甘くない、其の位誰だって知っている。
持つ人も、持たぬ人も。

スポンサーサイト
【2005/09/05 23:59】 【華之戯言】 | トラックバック(0) | コメント(0) | Page top↑
<<『N.G.take?』 | ホーム | 【ミュージカル映画『オペラ座の怪人』】>>
コメント
コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL

※LINKは新規HanaShadoyにてお願いします。

現在のHanaShadoyへ、どうぞ↓ HanaShadoy

H/S裏入り口→裏HanaShadoy

元祖はな・しゃどゐ
華
  • 華之作品を紹介しております。
    全ての作品において著作権は破棄しておりません。
    如何なる文面も著作権は管理人、華に有る事をご了承くださいませ。
    06年を迎えまして引越し致しました。
カテゴリー
記事一覧
トラックバック
月別アーカイブ
カレンダー
03 « 2017 / 04 » 05
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。